まりりん日記

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...... 2008年08月10日 の日記 ......
■ このごろ読んだ本   [ NO. 2008081001-1 ]


「ブスの瞳が恋されて」 大島美幸
ご存知お笑い森三中の芸人
だんなさんの鈴木おさむの「ブスの瞳に恋してる」も読んだけど
それよりすっごく良かった
凡人にはおよそわからない人生や考え方だし
読んでいて????も多いけど
素直な語り口に
思わず泣いてしまった
とくに小学校から中学にかけてのいじめの話は壮絶だ
校庭の真ん中に意味なくたたされ10人くらいにリズムよく
尻を蹴られたり
ガムテープで顔をぐるぐる巻きにされたり
裸にされて埋められたり
想像を絶する。
特に中学のバスケの部活中のはひどい
一年先輩の男子にボールを渡す役だった彼女は
その男子にゴールではなく顔を狙われていたらしい
鼻血を出している彼女を笑っていたらしい
蹴られたりたたかれたり転ばされたり・・・。
そしていじめとは半年も気づかなかった自分に腹が立ったと言う
ライブで流すVTRの企画で
いじめた奴に復習しに行くと言う企画で
その先輩の所へ行き
「いじめられて本当に辛かった、いやだった、死んでいたかもしれなかった」と
言えたのだった
いじめられっ子代表で復讐しに行ったのだと言うのだ
この大島美幸といい、ボクシングの内藤選手といい
中学の時のいじめは心に傷を残す
でも長いトンネルのような暗闇でも
幸せな日がいつか来ると思うと
人生の希望が持てる
大島美幸のお言葉
「中学時代の自分が聞いたらビックリする」

「切羽へ」 井上荒野
どこか小さな島の物語。私のイメージではどこか長崎の島
小さい頃なじんだ言葉が懐かしい
切羽(きりは)→これ以上進めない場所、むむむ、意味深だ!

「おそろし」 宮部みゆき
江戸のお話
そんなに怖くないけど、ちょっとだけ怖い
夜読んでも怖くないから、熱帯夜に読むにはちょうどよい


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