まりりん日記

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...... 2016年08月20日 の日記 ......
■ 鴨川ほとり涙のうなぎ   [ NO. 2016082001-1 ]

三男の用事で京都へ日帰り

京都は

片思いの人に振られた気分の街なのだ

高校生の頃は大好きだった

大原や苔寺

連休や夏休みは京都に行ってた

大学生になって

仏像好きや発掘をしている友達と知り合って

やっぱり京都に行っていた

20歳くらいの時

突然京都の事が嫌いになった

「わたしみんな気づいてしまった〜♪

幸せ芝居の舞台うら〜♪

電話するのは私だけ

あの人からくることはなぁい〜」

って感じ

ある日気が付いたのだった

京都以外の人を

田舎ものとして見る雰囲気

自分たちは美味しいものを食べているのに

田舎者には豆腐とか、仰々しく

高く食べさせる

京都以外の田舎者はそれをありがたがる

そして京都は優しく微笑み心の中でばかにしている

その時読んでいた海音寺潮五郎の平将門の

影響もあるかもしれない

多分。

平将門の報われない京都へのせつない想い

みたいなものが・・・。


だから、本当は川床料理屋で

食べたくないんだ

ましてや、鱧とか、鮎の甘露煮とか、

絶対!

と言いつつひさしぶりの京都で

川床料理のお店で鰻と鱧とビール2杯

頂いたんですけどね




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