
去年、 逝った彼女の命日 しのぶ会のとき 友達がこの集まりに来るのにバタバタしていたら 携帯を触ってしまったらしく 液晶画面にメールが表示されてしまっていた 9月27日づけの彼女からのメール まさに彼女のしのぶ会に出るところだったので なんだか、 「うふふ♪」と思ったらしい するとご主人も ちょうど、時計を見ながらそろそろその時間だと 思ったその時、 フラダンスの仲間からのお花を届ける花屋さんからの電話があったらしい ちょうど、午後3時33分に それを聞いたら 明るい彼女がここにいるような気がした きっとそんな才能はなかっただろうに がんばって交信してきてくれたのかなと。 大きな瞳をくるくるさせて いたずらっぽく笑っている気がして この一年間の淋しさが 少しだけ癒された気がした 誰かが もう一度献杯ね!と かつて、ビールをよく飲んでた すごく楽しかった よく笑った 最後はもう飲めなかった 彼女の 生中のジョッキに みんなで乾杯したのだった |