拉致と決断 蓮池薫 袋をかぶせられて連れて行かれた 勉強も人生もいろいろな楽しいかけがえのないすべての事を 中断させられて 普通なら病気になると思う 子ども達のために運命を受け入れて何もかも 飲み込んで生きていたんだなと思う。 つくづく 日本がいいなと思う。 やる気があれば、そんな悲壮なやる気じゃなくても 幸せになれる国だ ちょっとくらい病気でも ちょっとくらい哀しいことがあっても ちょっとくらい不自由なことがあっても 幸せになれる いろいろな不都合を恨んで愚痴を言いたくなる時もあるけれど 幸せだ 幸せになれる そう思ってしまう、そんな本だったのでした。 箱根のガラスの森 |