習字だけはきっとやらないなあと なんとなく思っていたけど 百個の福の字を書く 百福をお試しで書いてみたら 習字がすごくおもしろかった それから優しい友達は私の書道の先生になった 同居のお義母さんの具合が悪く 書道教室をいったんやめる事になった 次回再開のめどは なし・・・ そ、そ、そんなあ 不真面目な生徒だったけど バラの咲き乱れるお庭や コーヒーブレークや その時の情報交換や ためになることや ならないことや 先生のすずやかな笑い声や 終わると思ってみたら さびしい この喪失感 優しい書道の先生は 優しい友達に戻るけど わたし 書道好きだったのね って ひとつの時代が終わって そして 気が付いた |
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