まりりん日記

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...... 2011年06月09日 の日記 ......
■ やっぱり謎はとけていない(写楽展)   [ NO. 2011060901-1 ]

写楽はいったい誰?

 

その謎はもうとっくに解けていたらしい

 

ギリシアのコルフ島でみつかった写楽の絵で

 

それまでもしかしたら北斎かも

 

とか

 

蔦谷重三郎かも

 

とか

 

それとも歌川なんとかかも

 

とか

 

いろんな説があって

 

なんだか

 

少しSFじみていて面白かったのに

 

どうやら阿波藩の能役者の斉藤十郎兵衛で間違いないらしい

 

膨大な絵もたった1年の間に描かれたものだ

 

1期から4期まで、

 

と言っても冬から冬のたった一年

 

その4期あたりになると

 

紙も薄く絵もぱっとしない

 

しかも写楽展は混んでいてじっくり見る隙間もないくらいなのに

 

4期までくると、平成でさえ

 

人気がない

 

そんなたった一年の間に何があったの?ってくらい、違う

 

 

友達が教えてくれた、写楽に傾倒した絵師がまねをして

 

描いたのでは?と言う説もあるらしい

 

 

結局、謎だ・・・

 

 

影響は与えたけど、一発屋だったのか?

 

世界三大肖像画家のひとりと数えられた写楽はたった一年で姿を消した

 

 

能の世界に戻ったのか

 

それとも武士身分とされる能役者ゆえ

 

目立つのはやばかったのか?

 

デフォルメしすぎて役者にもファンにも嫌われて需要がなくなったのか?

 

1794年のその後、どんな人生を過ごしたのだろう

 

斉藤十兵衛なる者が58歳で亡くなったと言う記録が残っているらしい

 

死後、外国で、その後やっと日本でも

 

認められるそんな日がやってくるのも知らず

 

寛政のムーディ勝山か、ダンディ坂野か

 

それとも案外、岡本夏生みたいにバブル期、バブルがはじける前にしっかりと

 

資産運用して長屋でも建てて左うちわの人生を送ったのかもしれない・・・

 

 

団扇なだけにね

 

 

 

 


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