
どういう状態を幸せと定義するか? 水木しげるは、こう言う 「息ができていれば、幸せ」 聞いていた荒俣宏が、思わず笑った 水木しげるの著書に 小林よしのりの戦争論に関する事が載っていた 日本は愛国心を原動力にあの戦争に突入し 結果、惨憺たる負け方をしてしまった その愛国心へ大きく揺れていた振り子は 戦後、今度は愛国心とは違う方向へ大きく振れることになった 愛国心はつまり、「良くないもの」 戦争へ向かう原動力だったとの反省 両親を愛するように、故郷を愛するように、国を愛するのは 人間としてはごく普通の感情なのに まるで、「良くないもの」のように扱われる日本の愛国心 小林よしのりの戦争論は、読んでいると うなずく事が多い それでも水木しげるのそれは説得力があった 声高に言うわけでも 論理的につめて言うわけでもなく その著書で、彼は 「悪いことをしていないのに殴られる世界、それが戦争だった」 日本を愛しているから、よその国が変だなあと思う事もあるけれど それは非常に危険な考えだとやわらかく牽制していた およそ、人の批判とか著書とかを非難する人ではないのに 小林よしのりの「戦争論」を名指しして、心配している 戦争で地獄を見たから言える言葉 荒俣宏が 「こりゃ、また、低いんですねえ、幸せの基準が」と笑ったら 「戦場で、息ができたら幸せだとつくづく思いましたからなあ」と 御大はおっとりと答えるのだ 8月15日 いやと言うほどの 終戦記念日 Content-Disposition: form-data; name="image"
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