
もし、 もし、芸能人で誰でも一人友達に選べるとしたら タモリ 彼を博多で発掘したのは山下洋輔 博多でドンちゃん騒ぎをしていたら、ドアからものすごい面白い男が 踊りながら入ってきてあまりの面白さに 上京を勧めた話は有名だ 山下洋輔著「ピアニストを笑え」に詳しい そして、上京を具体的に勧めて自分の住まいを貸してあげて 自分は事務所のロッカーを横にして寝ていたのが 赤塚不二夫 若き日の黒柳徹子に赤塚不二夫はずっとあこがれていたのだ やがて、晩年、病床で眠りっぱなしになったとき お見舞いに来た黒柳徹子とタモリ 無反応だった彼が、黒柳徹子が 「もういい加減に起きたらどうなの?」とささやくと かすかに笑いじわが寄ったらしい 手をにぎって 「手もにぎらない関係と言うけれど 今が初めて手を握らせてもらいます」って。 それからしばらくして亡くなった あのタモリの弔辞 心をこめた言葉だった 滔々と読み上げた、紙をめくって、厳粛に読み上げた、 白紙だったけど・・・! 優しくてかっこいい才能にあふれた面白いジャズマン その才能を見込んだ 自らも才能の人、赤塚不二夫 恥ずかしがりやはお酒を飲まないと人生やっていけなかったのだろうか トットちゃんワールド 赤塚不二夫の章は泣けます |