TSUTAYAで借りてきたモーターサイクルダイアリーズ チェ・ゲバラが南米をバイクで旅行する若いころの物語 今読んでいる三好徹の「チェ・ゲバラ伝」にだぶる 銅山に働きに行く夫婦 彼らは共産主義で働くところがなく、思想を問われない銅山に働きに行く その真面目そうな思いつめたような信念を持つ人の顔・・・ ハンセン氏病の病院でのボランティアの事 その病院は川の向こうにあって、ある意味高い塀や鉄条網のように 川が横たわっている そこを最後の夜、チェは泳いで渡る 喘息持ちの彼の息づかいが聞こえる その川はまだ誰もかつて渡った事がないほどの大きい川 渡りきって 向こう岸にいた患者たちが出迎える みな笑っている 次の日、筏で川を下っていく二人に患者たちが 手を振る ゆっくりゆっくり・・・ うわ〜〜!! いい映画だ〜!! チェが弱者に優しいのは 持って生まれたものもあるだろうけれど この長い旅でその気持ちは固まって行ったのだろうと思う 楽な人生がそこにあったのに それを振り切ってジャングルでやがて闘うようになるチェ 弱者に対する想いはチェの中でどうしようもなく 大きくなり、南アメリカ大陸への愛情と重なり 突き動かされてやがて銃を持つようになったと思う 若い頃の辛い思いは、それを受け止め感じ取れる人を 優しくするのだと思う |