まりりん日記

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...... 2009年02月25日 の日記 ......
■ DVD モーターサイクルダイアリーズ   [ NO. 2009022501-1 ]

TSUTAYAで借りてきたモーターサイクルダイアリーズ

チェ・ゲバラが南米をバイクで旅行する若いころの物語

今読んでいる三好徹の「チェ・ゲバラ伝」にだぶる

 

銅山に働きに行く夫婦

彼らは共産主義で働くところがなく、思想を問われない銅山に働きに行く

その真面目そうな思いつめたような信念を持つ人の顔・・・

 

ハンセン氏病の病院でのボランティアの事

その病院は川の向こうにあって、ある意味高い塀や鉄条網のように

川が横たわっている

そこを最後の夜、チェは泳いで渡る

喘息持ちの彼の息づかいが聞こえる

その川はまだ誰もかつて渡った事がないほどの大きい川

渡りきって

向こう岸にいた患者たちが出迎える

みな笑っている

次の日、筏で川を下っていく二人に患者たちが

手を振る

ゆっくりゆっくり・・・

 

うわ〜〜!!

いい映画だ〜!!

 

チェが弱者に優しいのは

持って生まれたものもあるだろうけれど

この長い旅でその気持ちは固まって行ったのだろうと思う

楽な人生がそこにあったのに

それを振り切ってジャングルでやがて闘うようになるチェ

弱者に対する想いはチェの中でどうしようもなく

大きくなり、南アメリカ大陸への愛情と重なり

突き動かされてやがて銃を持つようになったと思う

 

若い頃の辛い思いは、それを受け止め感じ取れる人を

優しくするのだと思う

 


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