「偽りの明治政府」星 亮一 江戸城は無血開城だったのに なぜ会津では悲惨な闘いになったのだろう・・・ NHKの大河ドラマ篤姫の影響もあって このところ幕末に興味がまた沸いてきた 福島県白河出身の性格の良い穏やかな友人が 薩長の話になるたびに いきなり百何十年も前の会津の人になってしまうのが いつも不思議だったけど これを読んでかなり気持ちがわかった なぜなぜ?なぜ会津藩だけ? 白虎隊の悲劇はいまだに語り継がれるものだけど 考えてみたら、一地方の藩をなぜ官軍はこれほど たたきつぶしたのだろう・・・? 読んでいくうちに謎は少し解けたけど むむむ・・・やっぱり幕末は謎だらけ
「つるっつるの脳みそ」つるの剛士 いじめられても、これが自分の個性だとある意味開き直る その明るい前向きさが可笑しく、尊敬できる! あの反応の良さは、賢いとも言えるよなあと感心する
「のぼうの城」和田 竜 のぼうは、でくの坊の、略でした 子供みたいな不器用さを持つのぼう様 秀吉の大軍に唯一、歯向かった城主成田長親(なりたながちか) どう見ても絶体絶命の中 関東武士の心意気と彼の無邪気さによって 奇跡的展開になっていく 誇りも魂もそして命も失わなかった! いつかこの大男のでくの坊の事が大好きになっていく 感動の涙が落ちる それにしてもやっぱりここでも石田三成ってかっこ悪い 爽快、時代劇!って感じです
|