まりりん日記

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...... 2008年09月21日 の日記 ......
■ このごろ読んだ本   [ NO. 2008092101-1 ]

 

「偽りの明治政府」星 亮一
江戸城は無血開城だったのに
なぜ会津では悲惨な闘いになったのだろう・・・
NHKの大河ドラマ篤姫の影響もあって
このところ幕末に興味がまた沸いてきた
福島県白河出身の性格の良い穏やかな友人が
薩長の話になるたびに
いきなり百何十年も前の会津の人になってしまうのが
いつも不思議だったけど
これを読んでかなり気持ちがわかった
なぜなぜ?なぜ会津藩だけ?
白虎隊の悲劇はいまだに語り継がれるものだけど
考えてみたら、一地方の藩をなぜ官軍はこれほど
たたきつぶしたのだろう・・・?
読んでいくうちに謎は少し解けたけど
むむむ・・・やっぱり幕末は謎だらけ

「つるっつるの脳みそ」つるの剛士
いじめられても、これが自分の個性だとある意味開き直る
その明るい前向きさが可笑しく、尊敬できる!
あの反応の良さは、賢いとも言えるよなあと感心する

「のぼうの城」和田 竜
のぼうは、でくの坊の、略でした
子供みたいな不器用さを持つのぼう様
秀吉の大軍に唯一、歯向かった城主成田長親(なりたながちか)
どう見ても絶体絶命の中
関東武士の心意気と彼の無邪気さによって
奇跡的展開になっていく
誇りも魂もそして命も失わなかった!
いつかこの大男のでくの坊の事が大好きになっていく
感動の涙が落ちる
それにしてもやっぱりここでも石田三成ってかっこ悪い
爽快、時代劇!って感じです


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