まりりん日記

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...... 2008年09月10日 の日記 ......
■ ありふれた言葉だけれど   [ NO. 2008091001-1 ]

お誕生日おめでとう
そんなありふれた言葉をあなたに贈ります

スペイン坂をのぼりきったところにあるスキーショップterry
その2階でコーヒーを飲んでいた若き日のあなた
太陽のように誰をも惹きつける人だった
去年の11月に逝ってしまった朝美さん
彼女を偲んで彼女のお誕生日に
親友たちが集まる追悼会に呼んでもらった

ひとりずつ 順番に、朝美さんに
お誕生日おめでとうを言った
朝美さんの豪快な天真爛漫な
そして繊細で優しいエピソードが語られた
そのうち、ふと、現実のあまりの重さに
涙と寂しさがこみあげた

最後は忘れ形見の大学1年生になったKちゃんだった
Kちゃんは立ち上がってから
しばらく
泣いた
あふれ出る涙をごしごし拭いてから、やっとひとことをしぼりだすように言った
「お母さんは僕の理想の人です」

くう〜っ
母として最高の言葉だよね
朝美さん!
大好きな人と結婚して
宝物が二人生まれて
そして愛されて大事にされて
あなたって、やっぱり悔しいくらい幸せな人だったと思うよ

きっと自分が育った道玄坂や六本木や麻布を
そして子供たちを育てた北海道の広い空を、爽やかな自由な風になって
愛する人たちを見守っているんでしょう?
そして立派に優しく育った子供たちをあの明るい笑顔で見守っているんでしょう?

お誕生日おめでとう♪

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