北海道犬チャッピーは野生の血が濃い 耳もよくて、夜いつまでも心配そうに鳴き続ける時がある 世の中を、世界を、地球を心配して遠くの夜空をみつめて 警戒の声を出す
しばらくして耳をすますと 暴走族のエンジンの音がしたり 雷がなったり 雨がざあっと降り出したりする
雨も雷も暴走族もなさそうなそんな夜 彼女の警戒の泣き声が聞こえてきた ものすごく不安そう
しばらくしても雨も降らなければ 暴走族の音もしない ただ、地響きのような音はさっきからしています。確かに。 太鼓をたたく音が(太鼓って・・・!)
長男が太鼓をたたいている音がする(アフリカフェアで三千円で買ったとか) 会社の人からバンドに誘われたらしい
どどどどど・・・・ 確かに人間だって不安になるリズムだ 言ってみれば地獄に引きずりこまれるような・・・! それにあわせて チャッピーのせっぱつまったような不安な声が闇に響いている くんくん、ひえ〜っ、びえ〜っ、ぼえ〜っ、*+@“¥$%&!
チャッピーにとっては彼のたたく太鼓の音は地球の一大事らしい うんうん、その気持ちわかるよ!
こうして 太鼓の音と軽い地響きが3階から 犬の遠吠えが外から聞こえてくる恐怖の館・・・ S町の高台に怪しくこだまして夜が更けていく
こんな我が家どうでしょう?
|
|